Edward Green Clapham (クラップハム)のレビュー

2021年6月28日


相変わらず晴れたり降ったりとどっちつかずな天気、当面はそんな天気に左右されないオススメ靴を紹介していきたいと思います。

本日ご紹介するのはこちら。

Edward Green Clapham(クラップハム)です。

前回のBecket同様シングルモンクです(笑)

シングルモンク好きなんかな。。

こちら、当ブランドの代表モデルDover(ドーバー)の紐部分をシングルモンクに変更したデザインになっております。

ちなみにダブルモンクバージョンのFulham(フルハム)なんてのもございます。

ではこのクラップハムのオススメのポイントをご紹介していきたいと思います。

①人と被らないシングルモンクデザイン。

このクラップハムはドーバーよりマイナーなので人と被る事がなく、なおかつトゥに施されたスキンステッチを楽しめます(笑)

シングルモンクのスッキリしたデザインなのでローファーやスリッポン的な感覚で履ける上、紐靴のようにカッチリと見える点が気に入っています。

またバックル側はエラスティックゴムなのでベルトの着脱もしやすいです。

②足を優しく包み込むユタカーフ。

素材は当ブランドの代表革ユタカーフを使用。

この革の特徴はフランスの高品質なカーフ素材をタンニンで舐めし、9種のオイルによって仕上げており、独特のしっとりふっくら柔らかな風合いになっています。

またロシアンカーフ を彷彿とさせる菱目のエンボスが革に奥深い表情を与えています。

この革はお手入れでブラッシングしているだけで美しい艶が出てくるのでお手入れし甲斐があります。

先程も書いたようにオイルが入っている為、雨にも強いのがポイントです。

まるで革底のような佇まいのR1ソール。

ソールはR1ソールというエドワードグリーン独自のラバー底の為、まさにイギリスや日本のような雨の多い気候の国に打ってつけです。

通常のダイナイトソールなどと比較して薄く、より革底に近いエレガントな見た目が特徴のソールです。

上の靴がダイナイト、下の靴がR1ソールです。

ちなみに私は革底には擦り減り防止と滑り止めの為、ハーフラバーを貼るのですが、このR1ソールにはアマゾンで仕入れたビンテージスチールを取り付けてみました(笑)

削れやすいラバーの爪先を強化しつつ、ビンテージスチール特有の「カチッカチッ」といった音を楽しめる為、自分的にはオススメのカスタムです(笑)

気にせず底の張り替えバンバンできるくらい稼ぎたいですね、、、

代表的な32ラストを使用。

ちなみにこちらはドーバーなどで使用されているラストの中でも古参の代表ラスト32ラストを使用。

長すぎず短すぎず、程よくシェイプされた頭先がエレガントな顔立ちで、そこに施されたスキンステッチがさらに気品を与えた表情になっております。

憂鬱な雨の日こそ至高の一足を。

tops:john smedley bottoms:berwich belt:j&m davidson bag:old coach

ユタカーフの独特な表情のおかげでビジネスビジネスしていないのでオンオフ履ける汎用性があります。

エイジングも楽しみな、まさにオールマイティに履ける一足です。

オススメです。